千しほ会桂会
11月5日(土)日本橋公会堂にて、千しほ会20周年、杵家弥汐三回祭の演奏会が催されました。
なんとー!私も「娘七種」の鼓を打ちました(パチパチ)中川さんは太鼓。
久しぶりに、習う側の気持ちになり、なんて素敵なことなんだ!と思いながら、でも、出来なーいと言ってる内に本番を迎えました。
上段には、伊藤さん、海津さんペアをお願いし、大鼓は、朱音ちゃん。
気心しれた仲間で。
見ていた仁ちゃんからも、いろんな事を思い出したよ。懐かしかったなあと言われて嬉しかった。
「神田祭」は追善。宮崎から、仙台から、弥汐先生を慕っていた元お弟子さん達が集合。
また演奏せずとも、会場にて応援に駆け付けてくださったお弟子さん達もいて、プチ同窓会でした。
大きな声を張り上げてー!の弥汐先生の教えで育った仲間です。立派な演奏でした。
最後の方で、不覚にも涙が…。
遺影の先生は、満足そうでした。
「賤機帯」弥汐先生は生前、自分の子供が小さい頃は可哀想で唄えないと、おっしゃっていたのを覚えています。
先生の子供は、こんなに立派なお師匠さんになりました。
そして、今、私の子供達が小さい子供です。不思議な気がします。
岩瀬先生に頼み込んで、何度とお稽古して頂きました。
岩瀬先生も、今回の会の趣旨、賤機のタテを私にした千穂先生の気持ちをすぐに感じ取ってくださり、それはそれはご丁寧なご指導をしてくだり、周りの方々に固めて頂きました。
なんと、鼓は呂船先生!神だ~!
下ざらいは、ガチガチ緊張。
本番は、開き直りの精神で。。
幕が降りて、扇子を置いた瞬間ガックリ両手をついてしまいました。
ずっと、走り続けて来たマラソン選手が、ゴールした途端、崩れ落ちるのと同じような。
舞台を降りて、弥汐先生の遺影を見ると、ん?厳しい顔をしてる?出来て当たり前、そういう世界にアンタはいるのよと。
かさねの前に、ロビーに行ったら森下さんにお会いしました。
お目にかからなかったら、プログに書かずに終わってしまったかも。
ありがとうございます。
皆さんに支えられてます
by fumi-nanasio | 2016-11-06 23:18