追福
2月9日、年一回、恒例の「千しほ,桂会新年会」が行われてました
でも、今年は、桂会の会主、弥汐先生はいません
昨年、9月に逝去されました。
お嬢さんの千穂先生から、新年会を開催すると聞いた時、正直、出演すべきか迷いました
「新年会」では、余りに己の気持ちが付いていかなかったのです。
でも、千穂先生の考えは違いました。
「長唄をやる事が、母の供養だから、桂会OGも誘って欲しい」
と
芸人親子ならではの供養方法です
しかし、私には、もう一つ足踏みさせる事がありました
出産です
産後一ヶ月で、体力が、どこまで戻るだろうか
でも、芸の親である師匠の会です
出産いたしました
曲数は、かなり減らして頂きました
結果は、惨敗…
声なんて出ませんよ
出ない声を振り絞るから、このまま唄ったら、声帯を傷めるだろう事だけは、わかりました
たかだか、六曲で、わたしの体力は限界でした
出産は、病気じゃないと思っている男性諸君、そして、元気な女子。
出産は、ある意味、病気以上です
自分の体が、赤ん坊の要塞と化し、10か月経つと、この上ない痛さに堪えて産み落とすのです
体力、筋力など残りません
無茶を承知の、復帰第一弾「新年会(追福会)
強烈な努力(藤沢秀行)
今一度、師匠に背中を押された気がします
by fumi-nanasio | 2014-02-11 23:19